著書  第三次産業革命 The Third Industrial Revolution

著者 ジェレミー リフキン Jeremy Rifkin

経済学者、政策アドバイザー、作家、文明評論家でもあるジェレミー リフキンの著書 《第三次産業革命》は今新しい未来へのマップを描きだし我らに、その道筋を示してくれている。

彼は2000年からEUや中国の経済指導、気候変動、エネルギー問題等のアドバイスを務める。

モノのインターネット時代 IoT

経済パラダイムの大転換が今起きようとしている。

その原動力が IoTと呼ばれるモノのインターネットである。

その姿を今から分かり易く説明していきます。

1.    共有型経済の台頭 シェアリングエコノミー

コラボレーション = 共同作業 

コモンズ = 共同管理のもとに自由に利用し合う制度

 

 2ZERO Marginal Cost Society 

  限界費用ゼロ社会とは?

個々=個人、企業ビル、学校から官庁ビル全ての建物をマイクロ発電所とし機能させていく。可能になれば、諸々の製品等のコストはただ同然になる。

これをゼロマージナル コストと呼ぶ。利益追求主義からシェアリングエコノミーの時代へと突入していく。 

 

3.    IoTとは = モノのインターネット時代 

物が無くなれば 直ぐネットで注文出来る。

全てが自動でスイッチON・OFF設定。

スマート家電。

AIでネット上の製品は貴方が何を欲しいのか買い物のお手伝いをする等など、すでにIoT時代に突入している。

このようなIoTのプラットホーム基盤の上で我らの生活は機能し始めています。

(プラットホームとはIT用語上では環境とも言える)

 

 

  このIoT上で下記の三本柱を機能させる

①コミュニケーションズ〈通信情報システム〉

5G時代の高速通信システム。未来は更に5Gより高水準化していくであろう通信システムテクノロジー

 

②エネルギー〈電力供給〉

インターネット上での電力供給配給送電。個々のマイクロ発電者がネット上で売買交換を行う。民衆が主権者の時代。まさにPower to the peopleの時代!

 

③輸送システム

陸、海、空、運輸送の形が大変化する。トラックや車、大型輸送船、空輸運転はコンピューター作動の自動運転となり、運転手、操縦士は運転するのではなく、データのアナライズ者となり、様々なデータ分析と情報システムの収集とアップデイトが仕事となる。

 

歴史上いつの時代もこの三本が基盤となって文化が形成去れてきたとも言える。

       第一、第二次産業時代


    《上記をYouTube映像でご覧の際には設定で日本語字幕を設定できます。》

インテリジェント インフラ  (スマート基盤の施設構造)

IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送システムを現代の最新テクノロジーをもってインテリジェント. インフラを形成し、生産性と効率性高める。

 

それによりモノのコストは最小限に留めコスト〈限界費用〉は限りなくゼロに近くなる。将来モノやサービスは無料フリーになり、企業は利益を追い求めなくてもコモンズ型のシェアリングエコノミーの到来によって共有型経済へと姿を変えていく。

ジェレミーリフキンはこのシェアリングエコノミーは資本主義の *落とし子* だと言う。

 

環境破壊、地球温暖化等で、目の当たりにする地球規模災害を、これ以上 利益追求主義の資本主義経済で持続させていく事は不可能である。

 

第三次産業革命へと進みゆくには、まず世界全体の

インテリジェント. インフラ(スマート基盤施設構造)を早急に進めて行く必要がある。

従来のビル建物や公共トランスポート、工場、農業等の殆どの分野の構造の基盤設備のアップデイトが必要になる。これまでの建物では最新テクノロジーは機能出来ない為、新たな構造設備の建築が求められます。この作業は10年~30年の年月がかかると思われる。膨大な仕事に従じる人手が必要となり、この間の経済は大発展するでしょう。

 

AI化、ロボットの到来で人の職が失われることが懸念されている時、この未曽有の社会転換構造は、新たな経済ブームを引き起こし、同時に全世界は化石燃料から抜け出し新たなクリーンエネルギーと共に安定した世界を見る事になるはずです。

 

この新時代を今後30年かけて実現させ、シェアリングエコノミーなる過程を得て、ザ.ヴィーナスプロジェクトのジャックフレスコが唱える資源ベース経済の本格的未来社会が成立していく事なる。人類存続に繋がる我らの大きな挑戦である。

 


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