お金の無い未来社会

ザ ヴィーナス プロジェクト   The Venus Project

(1)貨幣経済の撤廃 (2)地球資源世界共有化 (3)政治家撤廃 (4)AI・コンピュータ判断式導入

  ヴィーナス  プロジェクトは、科学的方法に基ずいた最新技術を用いて貨幣ベース経済に替わる資源ベース経済(A Resource-Based Economy)の構築を目指す。

構造力学者・工業デザイナーのジャック・フレスコ(Jacque Fresco)が合衆国フロリダ州ヴィーナスで創始した非営利団体である。

 

再生可能エネルギーの拡大とエネルギーの効率化。

経済向上の為の意図的老朽化と生産過剰による環境汚染の制止。

都市運営のAIロボテック作業化、産業の完全自動化と、それがもたらす生産増大による希少性の克服。

賃金労働と代表制政治の撤廃。

戦争放棄などを主張する。

 

人間としてゆとりある生活が可能となる未来社会システムの構築を提唱。近年特にツァイトガイスト運動のドキュメンタリ・シリーズの中で紹介されてから国際的注目が高まっている

 

「希少性(Scarcity)とはモノが不足してる状態にある事」経済学の根幹となる部分。市場(子供)に飴を与えたり、飴を取り上げたりして、市場の需要と供給の舵取りをして価格操作を行う今の時代は、もう本物の市場経済では無くカジノ経済と化し、フェイク(偽造)経済である。

貨幣制度=資本主義経済が音を立てて崩れ始めてきた今、如何にしてサステイナブル社会環境を目指していくのか?知の巨人ジャックフレスコ氏の智慧に預かりたい。


アメリカ フロリダ州にある ザ ヴィーナス プロジェクト

若者達と対話するジャックフレスコ氏

サークルシティ

サークルシティ

ドーム型ビルディング



レオナルド ダヴィンチの再来とも言われる多才な知の巨人ジャックフレスコ氏 

(1916年ー2017年5月18日没 御年101歳)

 ジャック フレスコ氏が 創設した、ザ ヴィーナス プロジェクト The Venus Project は、科学技術の最高峰最新テクノロジーをフルに活かし、包括的な広範囲にわたる観点から、そこに住む人間と環境が融合、共存出来る、ソーシャルデザインを、グローバルな視点で、未来のAIテクノロジー時代に向け、思索熟慮の末、その頂点として表したソーシャルシステム未来社会工学である。

 

 現在の最新テクノロジーが本当にどこまで進んでいるのか、殆どの人は知らない。実は想像を絶するほど進歩しているのである。実用可能な素晴らしい技術があっても、それを企業が商品化するまで人々は知らない。企業は商品が利益と見合う段階にきて初めて世に出す。世界中に散漫する問題も最新テクノロジーを使えば解決出来ることが沢山ある。だがコストが掛かり過ぎる理由で見送られるのが実情。お金の無い人は満足な医療も受けられない、進む世の中の足枷となってるお金の真実を改めて考える。 ”目から鱗ウロコが落ちる”とはその真実が見えた時であろう。

 

 AIロボット テクノロジーと人間社会が融合する、その架け橋に生涯を賭けた彼の情熱と、その稀なる頭脳と深い洞察力は未来の人類に大きな希望を与えるものである。

 

2000kmのスピードが可能と言われる

マグレブトレイン(超電導磁気浮上方式・リニア新幹線)

 

魚介類養殖センター


地熱発電

(ジーオサーマルエネルギー)

宇宙ステーション

ジャイアント ロボテック ク レーン


海上シティ


The Venus Project 所在地

21 Valley Lane, Venus, FL 33960. USA

アメリカ、 フロリダ州、 ヴィーナス